★★★新製品★★★
概要
DCS-9700シリーズは大型8インチLCDを搭載した最高2GS/sの4CHデジタルストレージオシロスコープです。80,000波形/秒の波形更新速度で発生頻度の少ない異常信号を捉えることが可能です。最大2Mポイントの波形メモリを搭載、大容量メモリの搭載により掃引速度1ns/div〜50μs/divの15レンジにおいて最高サンプリングを可能としました。また波形メモリを最大で2048分割し必要な現象のみをより多く捉えることが可能なセグメントメモリ機能を搭載、波形解析を容易にします。また背面部には機能拡張用スロットを搭載し、GP-IB、LANのインタフェースモジュールのほかにロジックアナライザ(8ch、16ch)、ファンクションジェネレータ(発売予定)などの機能モジュールを後付で組み込み可能です。
仕様
- 大画面8インチSVGA
8インチの大画面LCD(800X600)を搭載、アナログ4chはもちろん、ロジック信号もより見やすくなっています。 - 80,000回/秒の波形更新速度
波形は80,000回/秒の高速更新で、発生頻度に応じた輝度階調表示も可能、ジッタやグリッチなどアナログオシロスコープの様に視覚的に捕らえることができます。 - 最大2M大容量メモリ
最大2Mの大容量メモリを搭載しています。長時間の波形記録からスクロール、拡大など、大容量メモリにより様々な機能をより便利にします。 - 波形解析に便利なサーチ機能搭載
エッジやパルス幅などのイベント条件を指定することで、取り込んだ波形上の条件に合致するイベントごとにマーカを自動的に付与する機能を搭載しています。マーカごとに波形をスキップして表示させたり、Play/Pause機能を使うことで、波形をイベントごとに自動スキップ再生することが可能です。 - 検索条件:エッジ、パルス幅、ラント、Rise&Fall Time、ロジック※、バス※
※オプションのロジックアナライザモジュールが必要になります。 - Go-NoGo判定機能
設定した最大/最小リミット(テンプレート)に対して判定を実行します。判定は、入力波形が範囲内または範囲外になるごとに停止または連続判定を設定できます。 - セグメントメモリ機能
- アクイジョンメモリを1から2048のセグメントメモリ(メモリ長1kポイント固定)に分割できます。トリガがかかるたびにセグメントメモリに波形データを取り込むため、間欠的にイベントが発生する信号の観測に威力を発揮します。
- 自動測定機能
36項目の自動測定は最大8個をチャンネルカラーで画面下部に表示することができます。ロジックアナライザオプションを搭載した場合、時間・遅延関係であればデジタル入力でも使用することができます。 - ロジックアナライザ機能(オプション)
拡張用スロットにオプション(DS2-08LA or DS2-16LA)を装着することで、ロジック入力(8ch/16ch)が可能になります。 - スロットINインタフェース
本体購入後でも拡張可能な拡張スロットを用意しています。LAN/VGAのインタフェースやGP-IBインタフェース、ロジックアナライザ機能の拡張などに使用でき、最大2つまで装着可能です。